Saori's Journal

Monday, February 26, 2007

Origo


ラテン語でOrigoは原点。
物事の基点やはじまりを示す。英語のorigin.
会話や対話のふとした瞬間
余計なものがこぼれ落ち
初心を思いだす時がある。
自分が取り組むもの
何故、自分は始めたのか。
どのような経緯で始まったのか。
もう終わりだと思っていたことが新しい何かを生み出して
「終わりは始まり」であることに気づくとき
虚栄や比較の存在しない奥深くへ踏み込む気がする。

以前、哲学の教授がラテン語の「アマチュア」の意味を教えてくれた。
「アマチュア」とは、そのことが好きで好きでたまらない人のことを言う。
現代では「プロフェッショナル」の反対に位置づけられてはいるものの、
「アマチュア」の原点について、ある物事に対して感情の電流が全身にほとばしることと理解した。

あることの「アマチュア」であるならば、時折原点に返ること。
これはまるでわき見もふらずに走ってきた道を振り返ることで
気づかず落としてきた宝物を拾い上げる作業と似ている。

Saturday, February 24, 2007

暗いトンネル



踊りの練習に励んでいます。
舞台に出る以上、最後まで責任を持とうと心に決めた。

踊りへの情熱は燃えつづけて
自分でもコントロール出来ない程に

強く、強く、もっとうまくなろうと
体の使い方を覚えていこうと。

でも、それだけではダメなのね。

最近は何だか暗いトンネルの中を歩いているみたいで
精神的に過酷な状況下に正直もう疲れ果ててしまって
泳ぎ疲れてしまって、崖から転落しそうで

自分でもどうしていいのかわからない。

Monday, February 05, 2007

「春思」と「春愁」


「春思」や「春愁」という言葉。
春を感じつつ哀愁に入り込むひと時のこと。

だんだん日差しが温かく射す様になってきて
真冬の中にも春はカクレンボしているのだと。

日本には四季があるけれど
夜風にくるまれ運ばれてくる春の匂いは独特だと思う。

春に備えて冬のうちから出来ること。
そしてplanning, planning,and planning.

(上の写真はスコットランドのエジンバラで撮ったもの)

Thursday, February 01, 2007

couchers de soleil, Tokyo


本日2月1日。
誕生月。
2月16日に24歳になります。

カフェの窓からレインボーブリッジ。
夕方の海にスラッと佇む。


光が煌々として
東京は眠らない街に変身する。

窓はとてもちっちゃくて
一歩はなれてヒトを観る。



Tu n'avais eu longtemps pour distraction que la douceur des coucher de soleil.

"simple y elegante"


私は踊りが大好きで
踊っている時が一番幸福を感じる時で
もっとうまくなりたくて
全ての感情を踊りにぶつけて
いつもおなかがすいている。

昨夜先生がアルゼンチンの師匠に「シンプルにエレガントに踊りなさい」と言われていたと教えてくれた。

私もシンプルにエレガントに踊れる日を夢見ながら練習に励みたい。

(右写真はスタジオの一風景)

"Ce qui sauve, c'est de faire un pas" Antoine de Saint-Exupéry


サン=テグジュペリの『夢をみる言葉』(イースト・プレス)の中にありました。
「救われるには一歩を踏み出すこと。人生に答えなんてない。前に進む力はある。その力を生み出さなければならない。答えは、それについてくる。」
"...dan la vie il n'y a pas de solutions.
Il y a des force en marche: il faut les creer et les solutions suivent."