Saori's Journal

Sunday, December 31, 2006

澄み渡る2006年最後の朝。
手足はつめたく頬が痛い。

いつもの朝ご飯+オプショナルとして母とケンカ。それはいつでも適当にはじまり適当におわり、理由はなんでもよいのです。だから父の空は「どうでもいいやっ」て知らん顔・・・時々巻き込んでゴメンに。。。得られた教訓:「売られたケンカは、買ってはいけません!」

行く年くる年いとしい年月。
来年は今年まいた種の息吹が芽となるとイイな。
きっとやってみせますわ!猪突猛進の年女ですもの☆

ブログを観てくださるいとしい皆様へ。
素敵な2007年をお迎えくださいね☆

愛を込めて
Saori

Friday, December 29, 2006

舞台の朝


舞台本番の朝。
凍える窓にぷかぷか雲が浮いています。

この日の為に練習してきました。そばにいて励まし支えてくださるT先生に感謝しつつ、悔いのないように今年最後の目標を達成できたらと思います。

今日も全力投球で☆
がんばってきます!

Tuesday, December 26, 2006

東京夜景


まるで干乾びた砂漠に立ち竦むみたいに、心がハリサケそうにカラカラ鳴るので
サン=テグジュペリが砂漠に井戸を探したように、記憶の底に手をいれ東京夜景を引っ張り出しました。


いつか写真を教えてくれた兄のような人が私のカメラに収めてくれた写真。遠くから眺めているそれだけで、東京夜景はずんずんと心に沁みるから不思議です。


たとえ感情をこぼれ落としても安全で許される場所があるような錯覚。
東京夜景は銀河系さながら輝いて、都会に沈む感情を照らしてゆくのとおもう。

Saturday, December 23, 2006

Christmas



明日はクリスマスイブ。そしてもう来年がひかえてる。

動物並みの嗅覚の私は、街を歩けばどの家が何のお料理を作っているかわかる。今夜はターキーやビーフステーキの香りがふわふわ漂って、ああ、ここのおうちもクリスマスなのね。。。と。

この季節、街はキラキラ輝いている。オジサン達はお酒に酔って色んな所を転げ落ち、カップル達はポッと赤い頬を寄せ合い愛を囁いている。

それぞれのイブがあるものね。明日はダンスのリハーサルに行きます。29日の本番まであと少し。先生方に教えていただいたこと、練習したことを120%出して今年最後の目標を達成したいと思う。

振り返ればあっという間のアクロバット的な1年が経過した。23年生きてきた中で最高にいい年だった。沢山の出会いと別れ、充実感と淋しさ、気づいたら地球儀の上にプカプカと浮かんでいる私の船。。。

今年の経験が来年によりよくつながりますように。
皆さんに素敵なクリスマスが舞い降りますように。

Friday, December 15, 2006

瞬間とその瞬間の次ぎ


「仮にあと一日の命だったら何をするか」との質問に、「書いてきた日記を燃やす(笑)」と冗談で答えると、ある人が真面目な顔で「この日常を続けて終わりたい」と答えました。



今日友人から「親しい人の死」について報告を受けました。
亡った方は心筋梗塞で、突然の死をどう受け止めていいのかわからないと。
そして「その人がいたもう触ることの出来ない日常」のいとしさを教えてくれました。

言葉が出てこない。考えさせられました。

ふとした瞬間。
今度にもう今度がこなかったら、
今度に今度がもうこない事をもし知っていたら・・・と
多くの人は後悔するでしょう。

日常の輝きを素晴らしい輝きとして
まるで今度の今度が来ないかのように今の今を大切にできたら
何も言い訳せずに幸せを感じていくことが出来るのかもしれません。

今日、あるアーティストの方からメールをもらいました。その方は「先ずは情熱を持って臨めることに挑戦し、それから自分が特にどういうところに興味があるのかとか、何を表現したいのか考えるようになる」と仰っていました。

「その瞬間の次ぎ」に全てをあずけないで、
瞬間の輝きを一眼レンズが捉える夜の光のように
自分の心で掴み味わって飲みほすことが大切な気がします。。。

Sunday, December 10, 2006

鍋Party


週末、友人宅にて鍋パーティ&コスプレ(?)をしました。お料理の主役は「豆乳キムチ鍋」。豆乳ベースの野菜たっぷりお鍋は栄養満点且つとてもヘルシーです。


スーパーで「豆乳鍋の素」が手に入ったので簡単で手軽に出来ました。
一緒に第一弾の豆乳キムチ鍋に続き第二弾きりたんぽ鍋、そして第三弾うどんを作りました。


鍋をつつくときに皆のほころぶ顔を見て、幸せな瞬間を感じました。皆の1日限定ママになりました。


デザートはフルーツとケーキ。とても甘くておいしくてカラフル!
素敵なデザートを用意してくださってありがとう。



キャンドルを灯してお香を炊いてリラックスタイム。

初めて訪れた友人宅はとても洗練されていて、インテリアに心を奪われました。各国の調度品がたくさん並んでいました。
そして、語り明かした一晩はとても楽しかった!みんな、ありがとう☆

Saturday, December 09, 2006

旅立ちの雨

知り合いの多くが仕事上ひとつの国にとどまる事なく常に地球儀の海を渡っていく。

本日。
友人が旅立ちます。空港までお見送りも考えましたが辛くなるのでやめました。

この旅立ちの雨が友人の人生を豊かにしますように・・・。
ご自分の任務を、しなやかに、力強く赴任先で果たされると信じています。

Friday, December 08, 2006

言葉の糧



人はしばしば道に迷う。
苦しみの中で人生に出会い
そしてまた希望を見つける。

とても自然なこと。
成長の糧はいつも甘いとは限りませんね。でも寒い冬の翌年は豊作になるのです。


ある人が言いました。
『どんなに余裕がなくても人間的に魅力のある人になろうと心がけているの。
「仕事は出来るけど人間的にはね・・・」って言われたら本末転倒でしょ』。


また、ある人が言いました。
『「毎日少しずつ進み続ける」ことは大切だからそれを続けていこうと思う。』

私は「言葉」を食べて生きている。
言葉は大きな力を持って私をサポートしてくれる。
いい言葉を食べ続けて生きたい。

Thursday, December 07, 2006

Night View from My Place




家の屋上からの
写真。

23年間この景色が大好きです。




空の真下に辿りつき 
澄んだ空気に包まれて
白い吐息で手を温めて
輝く夜空を眺めるとき
360度この景色を見つめ返すとき
お腹の奥からエネルギーみたいなものが
こみ上げてくるから不思議です。



ゆるやかな
水の流れ。
向こうは江東区。

ひとつひとつの明かり 私の知らないひとりひとりを キラキラと照らして

いままでも。
これからも。

Monday, December 04, 2006

星の降る道


モンゴルの人が「日本に最初に来たときは、空から星が降ってきたようだった」と言ったので

心の中で「そう、日本は大地に星が降るの」と答えました。

モンゴルほどの輝くような星空はなくとも、日本の夜道も素敵だと思いませんか?


1日の仕事を終えた帰り道。
近所の橋から流れる道路を撮りました。
もしこれを空にたとえるなら、幾重の車の線は流れ星なのです。



お気に入りの1枚。
これは夜中に撮ったもの。

手とり足とり丁寧に教えてもらい始めたカメラはまだ日は浅いのですが、いつも私と共にいて

晴れの日をもっと晴れに
雨をもっと雨に輝かせてくれます。

Saturday, December 02, 2006

光風霽月

輝くような爽やかな風と晴れたあとの月を「光風霽月」といって
それは心の中のさっぱりとした様子を表す言葉と本にあった。



私は海の近くに住んでいる。
家の近くの公園で取った写真。
遠くのビルをうっすら背景にして
夕方の風に草花が揺れる。
水のある風景」がこの上なく好き。


海の端まで行ってみた。
歩けない所まで歩いてみたい。

ヤシの木の強さを見習いたい。
夕日、ぼってりと落ちる。



いつかマイボートを買って
風を切って海を走りたい。
ヨットもボートもずっとずっと憧れている。





夕方の月の美しさを知っています?
輝く時を待ってスタンバイしているときの気持ち。
青い空に白い月が待っている。
太陽と月のゆずりあい。



立ち止まると面白い葉っぱ達。
同じ木からいろんな色で主張している。
太陽の光を浴びてみんなきれいだからどれが一番なんて言えないけれど・・・。



ここで柴犬とジョギングするオジサマとすれ違う。
柴犬はうれしそうに駆けてゆき、オジサマは少年のように私に会釈する。
残ったのは影だけ。

真昼の空・深青の淵

日比谷公園のお散歩。
ひっそりとした静けさに包まれて。

色とりどりに縁取られた池のほとりに
降り注ぐ太陽と色彩の変化を楽しんでいると
和服の夫婦が鴨にご飯をやりに来ました。和やかでした。




階段の上には何があるの?
まるでトンネルの先に宝物があるように登って見るとそこで木々たちが待っててくれました。




もみじって、まるで赤ちゃんの手のようでもあって
まるで大きく伸ばして太陽を掴もうかとするように
「希望」に満ちたエネルギーを感じます。

こんな風に柔かな色をにんげんも
身にまとえたら・・・

風に吹かれてそよそよと揺れて響く
静かに佇んでいて、ただそれだけで美しい。
繊細な表情は木々が教えてくれます。

地上界に帰ってきました(笑)
オフィスの8Fからの国会
ベルベットのような深い色に包まれて
威厳を一新に保ちつつ常に黙っている。
白熱する議論を内に抱えながら・・・